バットの重さはどれぐらいがベスト?
ここでは、身長・体重などに合わせてどのバットがいいのか?
重さはどれくらい?
長さは?などの疑問をわかりやすく解説していきます。
「その子」にあったバットを選ぶには、身の回りにいる野球経験者の前で、お友達からバットを借りて、実際にスイングや打ってみましょう。
できればメジャーや量りを持参してメモをしておいた方が目安の判断材料になります。
プロ野球選手のバット選びとは?
まずバットの重さですが、プロの選手は体重の100分の1にも満たないバットを使用したりします。
かの巨人の松井秀喜さんは体重100キロに対して930グラムのバットを使っていました。
僕も現役のときは、いろいろと使っていくうちに軽めの900グラム前後がしっくりきていました。
当時、オリックスブルウェーブに所属していたイチロー選手に憧れて、イチローモデルのバットを購入したことがありますが、ヘッドが重すぎて使いこなすことができず諦めたことがあります。(振り子打法はヘッドを重くすることでバットをスムーズに出す打法)それぐらい自分にあったバット選びは慎重に選ばなければなりません。
参考までに自分が小学校時代(体型は細身)から使っていたバットの重さをご紹介。
学年 バットの重さの目安 バットの長さの目安
年長~小学1年生 | 200グラム | 60㎝ |
小学1・2年生 | 460グラム | 68㎝ |
小学3・4年生 | 520グラム | 72㎝ |
小学4・5年生 | 550グラム | 75㎝ |
小学5・6年生 | 540グラム | 78㎝ |
小学6年生 | 580グラム | 78㎝ |
中学1・2年生 | 720グラム | 82㎝ |
中学2・3年生 | 800グラム | 83㎝ |
高校生 | 900グラム以上 | 84~85㎝ |
少年野球の場合、重いバットは注意が必要?
少年野球の場合、日々成長していく過程なのでジャストサイズのバットを選んでしまうと、使える期間が短くなってしまいます。だからといって「重い」バットを選んでしまい、スイングがおかしくなったり身体への負担が大きく故障の原因にもなりかねません。
実際、自分の身の丈に合ったバットを選ばないと打ち方がおかしくなることがあります。重いバットを使用すると、思った通りにヘッドが回らず詰まってしまい、今度は、詰まるのを嫌がり体が開いて早打ちをしようとします。そうなると悪循環で打てなくなってしまいます。
人気のバットを選ぶのもいいですが、自分のスタイルにあったバット選びがバッティング上達のコツ!ですね。
まとめ
よく飛ぶと評判のいいバットやメーカーがありますが、それよりもまず自分のバッティングスタイルを確立していくことが必要です。長距離ヒッターなのか?確立を上げるリーディングヒッターを目指すのか?まずは、そこから決めて「自分にあったバット」を選んでいくのがいいですね。頑張っていきましょう!
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